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携帯へのメール大量配信を成功させるには

カテゴリー:携帯サイト制作技術情報

携帯メルマガとかを自社発行していて、携帯端末向けにメールを大量配信することはよくあることだと思います。
システム業者や自分達で構築した自前のメール配信システムを使ってメールを配信すると、メールが何時間も遅れて届いたり、最悪届かなかったりでトラブルを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。これは携帯キャリア側のスパム対策でブロックされているためというのは、皆さんも結構ご存知だと思います。世の中には携帯メール配信専門の業者があり、1時間に100万通も送れるとうたっているものもありますので、そちらにシステムを移管するのも手かもしれませんが、できることなら既存のシステムをそのまま利用したいという声も多いと思います。弊社もとあるシステムで携帯のメール配信には何度も泣かされましたが、最近ではほとんど遅延なく配信できるようになっています。今日は携帯メール配信のコツのようなものをほんの少しご紹介したいと思います。あくまで一部のご紹介ですので、これをやれば100%とはいきませんし、一時間に何十万通も送れたりはできませんが、10000通ぐらいまでなら、これで配信はかなりスムーズになるはずです。

● キャリア毎のしきたりを理解する
携帯キャリア毎に、メール配信のルールのようなものが公開されていますので、それをチェックしてみましょう。

[docomo] 同報メールを大量に送信されるお客様へ
[au] EZwebへメール送信する際の注意事項
[Softbank] メール送信のご注意

各キャリアいろいろ書いてありますが、各キャリアで共通する重要な部分に着目しましょう。

● メールは一度にたくさん配信しない。
各キャリアとも明確に書いています。

docomo

同時送信が可能な宛先数は1SMTPセッションあたり100宛先までとなります。

au

EZwebのメールサーバが受信できないもの・・・1通あたりのあて先数が、100あて先を超えるメール。
(101個以上指定した場合は100個までは受信し、101個以降はエラーコード400番台を返信し、セッションを切断致しますのでご注意ください。)

ソフトバンク

1メッセージにおけるソフトバンクユーザー宛先(RCPT TO)が100件を超過したものは受信を拒否します

どこも一度に100件以上送るな。と書いています。え。100件以上送れないの?と思いますが、そうじゃなくて、「一度に」100件送れないのです。もっと噛み砕いて書くと、Cc:やBcc:に100件のSoftbank携帯へのメールアドレスを書いて送ると、それ以上は拒否られるということです。じゃあ、どうすればいいのか。極端な話、1人に対して1通ずつ同じメールを送れば何通送っても大丈夫です。「1通に100の宛先を指定」と「100通を1通につき1つの宛先を指定」の違いです。全然違いますね。1回の送信につき宛先のメールアドレスは100以内に抑えましょう。

● エラーメール処理を完璧にやる
これが一番重要だったりします。
メルマガサービスとかをしてますと、宛先不明なメールがどうしても発生してしまいます。ユーザーがメールアドレスを勝手に変更するからですね。
一番大事なことですが、宛先不明のエラーメールが帰ってきたら、絶対にそのアドレスにメールを送らないような仕組みを絶対につくったほうがいいです。メールのクリーニングをしっかりやるだけで劇的に改善されると思います。メールのクリーニングをしないで配信し続けると、キャリアに一定時間(これが5時間6時間に及ぶ時もあります)メールをブロックされるため、メールが大幅に遅延するのです。

● あせらずゆっくり送る
できることなら、ゆっくり送ることをおすすめします。1分で10000通送る必要は本当にありますか?1秒に1通でも1時間に3600通送れます。「一気に配信しまくってメールが届くのが10時間後」なんてことになるよりよっぽどましです。1秒に1通は極端にしても、「15分で3000通」といった許容範囲を決めておけばいいと思います。15分で3000通なら、1秒で3.3通。これぐらいなら安定して送れるんじゃないでしょうか。

● SPF認証設定をする
これもずいぶん知れ渡っていることなので、ご存知の方も多いと思うのですが、あるドメインからのメールが、どのメールサーバから送られるのかという指定をDNSサーバのTXTレコードを使って設定します。この設定をしていないと、ユーザが「ドメイン認証拒否」の設定をしている場合等にメールが届かなかったりします。

SPF認証についてはここで詳しく書きませんが、auのサイトが詳しいです。
送信ドメイン認証SPFレコードについて

いろいろと書きましたが、一番重要なのは「エラーメールの処理/メールアドレスのクリーニング」だと思います。これをやっていないのでしたら、すぐにでも始めることをおすすめします。システムで自動的にエラーメールを処理したいという方はこちらのページが参考になるかと思います。(技術者寄りの情報ですが)

携帯のエラーメールの種類 – ウノウラボ
http://labs.unoh.net/2007/09/post_99.html

この中で出てくるPostfix VERPも便利そうですね。

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